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映画 読書

解離性同一性障害は脳内会議に似ているという考察

更新日:

最近、小説を読むことに慣れてきた。もともと読書は好きだが、自己啓発本などのビジネス本を読むことが多かった。基本的に勉強することが嫌いではないので、そういった本を好んで選んでいたような気もする。しかし、何もビジネス本ばかりが勉強できるものではないことにいまさらながらに気づいたわけだ。

勉強する材料としては、本も第一に挙げられるが、テレビにもそういった要素はある。最近では健康に関することなど、さまざまな観点で番組が組まれているからだ。一度は目を通すが気になることがあれば、その部分だけになるように編集して保存しておく。気になったときに見返せば復習になって、記憶に定着するからだ。

あまり勉強には不向きだと思われるドラマなどもその対象にしているフシがある。どういうことかというと、ドラマや映画などには作家や演出家などの意図が隠されていたりする。そんなことを考えながら観ていると、自分の中に何かのアイデアが生まれてきたりするものだ。そして、小説なども同じような観点で学べる要素が多いと思う。それこそ同じようなテーマであっても、作家によって観る観点が違う、、それぞれの切り口が異なることに気づく。



百田尚樹さんの作品を読んでいてなかなか楽しめたというハナシをしたが、「モンスター」に続いて「プリズム」という小説を読んでみたわけだ。いろんなところに持ち歩いて読みたいという欲求があるので、僕はもっぱら文庫本形式になっているものを選ぶ傾向にある。

「モンスター」は自らの醜形を憎んだ主人公がお金が尽きるまで、それが尽きても借金をしてまで整形手術を繰り返すというハナシだった。それによって美形になった結果どのような世界が開けたか、どういった感情が芽生えたのか、などという観点で書かれており、分厚くてボリュームのある小説にもかかわらず、テーマがハッキリとしていて読みやすかったのを覚えている。

次に読んだ「プリズム」についてもテーマがハッキリとしていて読みやすい印象を受けた。対象が主人公ではないのだが、一人の人物(?)の解離性同一性障害をテーマに書かれた作品だった。



この小説では解離性同一性障害を、幼児期の虐待を契機として自分とは違う人格が存在するようになり、自分が制御できる範囲外にまで進出してしまうことによって起こる症状というカタチで描かれており、小説での人物には本人とは別に、怒りを司る人物がいたり、感情を司る人物がいたりと、さまざまな人格が共存するというふうに解説されていた。

なかなかに興味を惹かれる内容で、解離性同一性障害という症状がどんなものなのか、ということを知るよい機会に恵まれたとも思った。そして、読んでいるうちに最近体験した何かにニュアンスが似ていることに気づいた。



何かというと、少し前にDVDをレンタルして観た映画「脳内ポイズンベリー」の脳内会議の概念に非常によく似ていたということだ。これも一人の人間の脳内で、感情や理性、ネガティブ、ポジティブ、、などそれぞれを司る人物が、ああでもないこうでもない・・などと議論を交わすことによって、その人物の行動を決定していくという物語だった。

一方で、解離性同一性障害というのは、幼いころなどに遭遇したショッキングな出来事やトラウマなどによって、自分の中にある要素であるにもかかわらず、全く異なる人格として存在たらしめることによって発症するという内容が非常によく重なって見えたというのが正直な感想だ。

しかしながら、そういった病状を持っていない人にとっても、自らの脳内でいろんなさまざまな要素が複雑に交錯しているという状況は珍しいことではない。・・というよりは、人間なら誰しもに相対する複数の要素が共存しているといえよう。



映画のハナシでいうならば、主人公の女性がお気に入りの男性に告白しようと感情を奮い立たせるが、一方でネガティブな感情がそれを抑制するように悪魔の言葉をささやきだす。「もし振られたら立ち直れないよ」などというようにだ。

もしも、電車やバスなどの公共乗り物で座席に座っていたとして、目の前にお年寄りが立っていたらどうだろうか。通常なら席を譲るという選択肢が脳内を占有するが、仕事帰りで疲れているからと甘いささやきに身を委ねるかもしれない。一日一善というから、やっぱり良いことをしようと思うけれども、「まだそんなに年を取っていない」などと思われて不愉快にさせてしまうかもしれない・・などとさまざまな思いが錯綜する。



ここでは単純な例を挙げたが、これらはすなわち、誰もが自分の感情や理性などの思いに矛盾を感じながら生きているということだ。でもこの矛盾こそが一人の人格としてバランスをとっているということであり、その人のその人たる所以だということができると思う。このバランスこそがその人の人格を形成しているのだ。

これを踏まえて、またあらためて、解離性同一性障害の発症の仕方を鑑みてみると、自分の心のなかの歪みや痛みを絶妙なバランスを取りながら過ごしていると見ることができる。言い換えると、解離性同一性障害の症状に見る複数の人格が共存するということは、その人が生きていくための必要条件になってくるのだと気づくに至ったというわけだ。




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